90歳を超えた医師から学ぶ人生の教え 生きかた上手(日野原重明 著)

この本を今すぐ読んだ方がいい理由

この本と出会ったのは、
今から10年ちょっと前です。

ちょうど20歳の頃で、
これから社会人として
どうやって生きていけばいいのか分からず、
とても悩んでいました。

そんな私の目に、この「生きかた上手」
というタイトルが飛び込んできたのを
今でも覚えています。

この本は、50代向けの雑誌「いきいき」
に連載していた記事をまとめたものです。

そのため、
どちらかというと年配者向けのメッセージが多いですが、
私はなるべく若い時に読んだ方がいいと思っています。

なぜなら、よりよく生きるための指針は、
なるべく若い時に知っておいた方が、
その後の人生が実り多いものとなると
思っているからです。

なので、何かピンとくるものがあれば、
今すぐに読んでみることをオススメします。

「いのち」について考えさせられる

いきなりオススメしてしまいましたが(笑)、
それほど大切な内容だと思っています。

この本の執筆者は、
当時聖路加国際病院の理事長だった
日野原重明さんという方です。

先日、2017年7月に105歳で亡くなられるまで、
現役の医師として活躍されていました。

日野原さんは、この本の執筆当時で、
4000人もの方々の死に立ち会いました。

そのため、
「いのち」とか「生と死」について考えることが多かったようで、
読んでいる私たちにも、大切なことをたくさん教えてくれます。

欠陥とともに生きる

日野原重明さんは、この本の中で
こんなことを書かれています。

私たちは「欠陥があるにもかかわらず健やかである」という生きかたを求めていくべきだと思います。

引用:生きかた上手(日野原重明 著)

100歳近くになると、
体に不具合が出てくるのは当然だと
おっしゃいます。

精密検査を受ければ、
どこかしらに悪いところが見つかると。

それでも、その数値に一喜一憂するのではなく、
好奇心を持って新しいことに挑戦し、
毎日を楽しむことが大切だとおっしゃっています。

私は、20代の中盤で、うつ病になりましたが、
その時も似たようなことがありました。

その当時はうつ病になってしまった自分を責め、
苦しい毎日を送っていましたが、ある時から、

「この病は治りそうもないし、
これからはうつ病とともに生きていこう」
と思いました。

自分にとってうつ病は大いなる欠陥でしたが、
それを受け入れて、楽しく過ごすことにしたのです。

そうしたらなんと、
全然治らなかったうつ病まで治ってしまいました。

欠陥があるからといって、それに目を向けるのではなく、
好奇心を持って楽しく生きることが大切だと、
身をもって体感した出来事でした。

この本にも様々な患者さんの例が上がっていましたが、
やはり、好奇心を持っていきいきと過ごすことが、
何よりも大切だと感じました。

若者のモデルになる生きかた

90歳には90歳にしか分からないことがある。

らしいです。

確かに、私は30代になって、
20代の頃には分からなかったことが、
分かってくるようになりました。

40代、50代、60代・・・
と年齢を重ねるごとに、
見えてくるものも変わってくるのかもしれません。

そう考えると、
年齢を重ねることにワクワクしてきます。

日野原さんは、若者たちから
「こんな風に歳を重ねてみたい!」
と思われるような、魅力的な老人を増やしたいと
おっしゃっていました。

好奇心を持って、
いつも新しいことに挑戦している老人は、
とても魅力的です。

そんな老人が増えれば、
若者たちも将来を明るく感じることができ、
社会全体がより明るく前向きになっていくかもしれません。

若者のモデルになる生きかたは、
もちろん自分のためにもいいですが、
「貢献」の意識があると、よりエネルギッシュになるような
気がしました。

私も、世の中に貢献できるような、
生き生きとした老人になりたいと、
強く感じました。

まとめ

この本は、100万部を超えるベストセラーになりました。
それほど人々の心を打つ内容だったのかもしれません。

この本は、日野原さんの人生の知恵を学べる
貴重な本だと思います。

しかし、無理に学ぼうと思わなくても、
日野原さんのどことなく温かみのある文章を読むことで、
自然と幸せな気持ちになれます。

よりよく生きたいと思う全ての方に、
オススメします。

素敵な本に出会えたことに感謝。
日野原さんに出会えたことに感謝。

ありがとうございます。

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